病院概要

病院長あいさつ

病院長 平野 正満

草津総合病院は草津市矢橋町に新築移転し、10年を過ぎました。当時、創設者であった故水野光邦先生は“21世紀にふさわしい病院”をコンセプトに掲げ、理想とする医療の追及と具現化を目標に、志ある多くのスタッフとともに新病院をスタートされました。ベッド数は719床と滋賀県第2の規模を誇り、素晴らしい病院アメニティーに加え最先端の医療機器を配し、小児から高齢者まで幅広い医療を提供できる体制が確立しました。この10年間に病院機能はさらに充実し災害拠点病院や臨床研修指定病院の認定、さらには病院機能評価機構の承認など様々な施設基準を取得してきました。平成20年には“自治体病院などに代わって地域医療の主役を果たす医療法人”として社会医療法人の指定を受けました。草津市には公的病院がありませんので、まさに市民病院としての役割、責務を草津総合病院が担うことになりました。病院の変遷のなかで当初の5年間は創成期でありました。病院は持続的な発展を遂げ経営基盤を安定化させるため様々な取り組みを模索してきました。草津市小児救急医療センターのように途中で挫折することもありましたが、紆余曲折を経ながら今日への発展の基盤作りとなっています。その後、病院は徐々に発展期に移行します。平成26年に柏木厚典先生が理事長に就任され病院運営が新体制となるともに様相は一変しました。院内組織が活性化され、病院の雰囲気、印象が明るくなったといえます。病院イノベーションが徐々に浸透し、職員が自らの果たすべき役割を理解し、一体となって本来のあるべき病院の姿を創造できる環境が整いつつあると実感しています。

草津総合病院は“地域とともに発展する病院”を目指します。そのためには、地域の方々に開かれた病院であり、地域のために貢献できる病院、そして最終的には地域の医療の質の向上に寄与できる病院になることが必要です。病院としての具体的な行動には、経営基盤を安定化、診療科と診療スタッフの充実、地域連携の強化、救急医療への積極的な取り組みと強化。そしてケアミックス病院としての地域貢献と病院機能分化の推進などが挙げられます。草津を中心とした湖南医療圏は2035年まで人口の増加が見込まれ、病院の診療体制は急性期医療に軸足を置き展開しなければなりません。特に救急医療では地域における医療の最後の砦として“断らない医療”を徹底するとともに、救急医の充実とドクターカー導入により現場に出かける医療や病院前診療の実践により一人でも多くの命を救う努力を続けます。地域連携では、医師会の先生方と「かかりつけ医」や「二人主治医制度」を推進し地域医療支援病院としての責務を果たしながら、地域包括ケアシステムにも貢献していきます。最近は1か月間の紹介、逆紹介の件数は1000件を超えて推移しており、以前のような病院完結ではなく新しい医療の方向性である地域完結型医療が定着しつつあると感じています。

平成28年4月には診療報酬改定が行われ、今後2年間の医療行政の指針が提示されました。私たちはその内容や目的、方向性を理解し、病院運営に反映させなければなりません。厚生労働省は増加を続ける医療費を抑制するため地域包括ケアシステムを推進し、入院中心の医療から地域在宅医療に転換しようとしています。さらに働き世代には必要かつ十分な医療資源を投入し治療するのに対し、高齢者には治し支える治療を提供するとしています。診療報酬改定で示された項目から行政側の意図する方向性を読み取り、医療機能の分化、強化、そして効率化に取り組む必要があります。今年度から経営戦略室が新設されましたが、多くのデータや情報の取集と分析、新たな取り組みへの提案など、重要な機能を有する部署として活躍が期待されます。このように病院機能を強化しながら、“地域とともに発展する病院”の実現に向け、今後とも挑戦を続けてまいります。引き続き皆様の温かいご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

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