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呼吸器内科

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概要

みる

全ての医学の営みは、患者さんを見ることから始まります。

 

【患者さんを見る】

自分の目で患者さんの雰囲気を見る、顔色を見る。
当たり前で、単純そうですが、一瞬にして、患者さんの状態を把握できる、大事で、難しい技術です。

 

【レントゲンを見る】
患者さんのレントゲンをみて、肺のなかでなにが起こっているかを推測します。
レントゲンはどこでも出来る検査ですが、レントゲンを見て病気を見抜くことは呼吸器内科のなかで最も高度な技術です。

 

【CTを見る】
レントゲン見えるものは、限界があるので、肺の細かな変化を見るにはCTが威力を発揮します。
当院では最新鋭のマルチスライスCTを用い、呼吸器科医・放射線科医のダブルチェック体制で正確な診断を期しています。

 

【痰を顕微鏡で見る】
痰は肺のなかで作られます。
痰を顕微鏡でみることで、肺の病気の原因を推定することができます。
当科では医師自らが、顕微鏡で患者さんの痰を見て、病気の原因を推定します。

 

【肺のなかを内視鏡でみる】
難しい病気のときは、気管支内視鏡で、実際に肺のなかを見て、肺を洗った液を分析したり、肺の組織を採って顕微鏡診断、遺伝子診断を行います。
当科で、毎週、普通にしている検査です。睡眠剤を使うので、眠っている間に検査は終わります。

きく

きくことで、患者さんを病気をより深く理解します。

 

【患者さんの息・声を聴く】
患者さんの息・声の音を聴くことで、呼吸器の病気を瞬時に診断できることがしばしばあります。

 

【患者さんの話を聞く】
患者さんの話をしっかり聞くことで、病気の始まりから今に至るまで流れを把握します。
それによって、これから、病気がどういう風に変化していくか? 予測することができるのです。
私たちは、患者さんの言葉に真摯に耳を傾けます。

 

【聴診器で聴く】
聴診器を使って肺の音を細かに聴き分けることができます。
これで、病気の大まかな区別でできるのです。
聴くのは肺の音だけではありません。肺と心臓はつながっていて、どちらかが悪くなると他方も悪くなるのです。

ですから、心臓の音も注意して聴きます。

ふれる

身体にふれる、心にふれる

【身体に触れる】
胸に痛みがあれば、まず、そこに触れてみます。
どこからの痛みなのか? 大まかな区別ができます。
リンパ腺に触れるのも大事です。がん発見のきっかけになることもあります。

 

【脈・腹をふれる】
伝統医学(漢方医学では)患者さんの全身の状態は、脈やお腹に現れることが知られています。
肺の病気でなぜ、脈とお腹? と思われるかもしれませんが、肺は体の単なる部分ではなく、全身とつながり、互いに影響を与え合うのです。

 

【心にふれる】
病気は、こころの疲れから起こってくることもしばしばあります。
特に、アレルギー疾患(喘息)、膠原病は、心のストレスの影響を受けやすいです。
患者さんのこころにどれだけ、ふれることができるかわかりませんが、出来る限り、患者さんのこころにふれる医療をしたいと考えています。

 

患者さんと共に歩む医療

 ありきたりの言葉かもしれませんが、私たちは、患者さんと共に歩んで行きたいと思っています。
 患者さんと共に歩まなければ、医療は成り立たないのです。

 

 私たち医師は、患者さんから「先生」と呼ばれていますが、実は、私たち医師の最大の先生は患者さんなのです。
 患者さんのお話、症状、病気の経過、検査所見、そのすべてがどんな医学書を読むよりも、病気をどうしたら良い方向へ導けるか教えてくれるのです。

 

 ですから、常に、患者さんの、姿、声、言葉、診察・検査所見に、白紙の心で、接してきたいと思っています。

 

 患者さんの喜びは、私たちの喜びであり、患者さんの苦しみは、私たちの苦しみです。
 常に、患者さんと、喜びも、苦しみも、分かち合っていけたらと思っています。

 

最先端の現代医学、長い歴史に支えられた漢方医学――二つの医学の融合

【最先端の現代医学】
 現代医学は日新・月歩のスピードで発展しています。
 私たちは、国内はもとより、海外の新しい医学知識を学び、患者さんにとってよいものは、積極的に取り入れています。
 診断においては、最新鋭のCT, 気管支鏡、PET、遺伝子診断を取り入れています。
 治療においても、新規抗生剤、抗炎症薬、分子標的薬を積極的に取り入れています。

 

【長い歴史に支えられた漢方医学】
 漢方医学は2000年以上の歴史を持ち、現代医学で難治の病気でも治癒に導くことができることがあります。
 それは、漢方医学では、患者さんの姿・顔色を見る、匂いをきく、話を聞く、脈・腹を触れる、基本的診察により、時々刻々と変化する患者さんのその時の状態を把握し、それにあわせた生薬を組み合わせて治療するからです。まさにオーダー・メイド医療なのです。

 

【二つの医学の融合】
 現代医学と漢方医学、これらは決して対立するものではありません。
 当科では、両者、合わせて、より高次で、良い医療を患者さんに提供しています。

 

咳、息切れ、熱、レントゲン異常――こんなときは呼吸器科へご相談ください

「急な咳、息切れ、熱」➡「肺炎」が疑われます。
 当科では、医師自らが、痰を顕微鏡で直接見て、肺炎の原因の迅速診断を行っています。
 これにより、治療開始時から、適切な薬を選び、速く、確実に、安全に治癒に導くことができます。
 この迅速診断ができる病院は全国でもそう多くありません。

 

「急な咳、息切れ、喘鳴」➡「喘息発作」が疑われます。
 喘息の治療の基本は、ステロイドの吸入です。これを上手に使い良好な治療成績を得ています。
 難治性喘息に、漢方医学的治療が奏功することがあり、積極的にとりいれています。

 

「徐々に進む息切れ」➡「慢性閉塞性肺疾患」「間質性肺炎」が疑われます。
 同じ息切れでも、前者は息を吐きにくい、後者は息を吸いにくい、点で異なります。
 治療法も異なり、CTや呼吸機能検査が有用です。

 

「なにかよくわからない熱が続く」➡当科は、呼吸器科と、感染症科を兼ねています。
 呼吸器感染以外、全身の感染症にも対応しています。膠原病、血液疾患の鑑別も行います。

 

健診で「レントゲン異常」 と言われたが症状は全然ない➡がん、結核、非結核性抗酸菌症、サルコイドーシス、間質性肺炎、真菌症、色々な病気が無症状ではじまります。
 検診で異常を言われたら、呼吸器科を受診しましょう。

 

よくある病気をしっかりサポート

 肺炎、気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患

 

難病に挑む

 最新の現代医学と漢方医学を駆使して難病に挑みます。
・難治性喘息、間質性肺炎、膠原病肺

・非定型抗酸菌症(非結核性抗酸菌症)
・抗がん剤無効の肺がんなど

 

命に関わる重症疾患を迅速にサポート

 最新の呼吸管理・酸素療法、感染管理、抗炎症治療、循環管理、病院中の知恵と技を総動員して、救命をはかります。
・重症肺炎、ARDS, 慢性閉塞性肺疾患急性増悪、喘息大発作、急性間質性肺炎

 

慢性呼吸不全の在宅治療をサポート

 息が苦しいと、家に閉じこもりがちになり、さらに肺の働きが落ちて悪循環に陥ります。
 在宅酸素・マスク式在宅人工呼吸、呼吸リハビリ、薬物療法を組み合わせ、息苦しさなく、活動量を増し、悪循環を断ちます。

 

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